Check
本誌APC(埼玉)◎釜井 昌二
掲載号: 2010年4月1日号
ボチボチ始まるんじゃない?
ジャーン、3点掛け。全部ヤリならもっとうれしいのに
現在の聡丸は午前・午後の一日2便体制で出船中
2月も後半を迎えると、「ボチボチ始まるんじゃない?」と、気になってしょうがなくなるのが外房のヤリイカ。
スルメ交じりで型が出始めたのは2月の上旬。パラソル級がドカ乗りし始めるならそろそろと、釣り仲間の吉田夫妻を誘って南房太海港の聡丸を訪れたのは2月24日。
朝5時に受付を済ませたあと、指定された左胴の間で準備を整えた。当日の釣り人9名全員が船に乗り込んだところで、5時20分に出船となる。この日は前半がフラッシャーサビキ五目で後半がヤリイカ。ご当地名物のリレー船だ。
フラッシャーサビキ五目はクロムツ、アジ、サバ、メダイなど、時期に応じて好調な釣り物を狙えるが、目下のメインターゲットはクロムツ。
港から真っすぐ沖に進むこと30分。95メートルダチで投入の合図が出た。
幸先よくクロムツを上げたのが吉田夫妻の奥さまで1投目に1尾、2投目に2尾をゲット。3投目に気を吐いたのがだんなさん、ムツの5点掛けを披露。
145メートルダチで迎えた6投目まではメダイ、アジ、サバ交じりでムツを拾ってお土産を確保し、陽が高くなった7時半にヤリイカ狙いへシフトする。
Page1 ボチボチ始まるんじゃない?
Page2 ヤリイカ〜、乗っておくれ!
※本誌紙面では、カラーグラビア、仕掛図などがご覧いただけます。