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[カイワリ五目&アオリイカ]
南房洲ノ崎港出船…洲ノ崎沖 佐衛美丸

カイワリ釣って 午後アオリ 満喫の一日

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本誌APC ◎釜井 昌二
掲載号: 2011年1月15日号

バラエティ に富んだ外道が交じる

 


カイワリ五目で同船した小黒さん親子。ありがとうございました!


 今回は午前船でカイワリ五目、午後船でアオリイカ。冬の洲ノ崎沖を存分に味わうプランだ。
 取材日は12月10日。場所は洲ノ崎港の佐衛美丸。カイワリと聞くとちょいとマニアックな印象もあるかもしれないが、今期の最大が40.5センチと聞けば、食指が動く人も多いはず。
 当日の朝の予報は北寄りの強風。海が穏やかになるのを待って7時過ぎに5人の釣り人を乗せて出船。航程15分、水深103メートルでスタートした。「着底したら、50センチずつ、ゆ〜っくりと誘い上げてください。底上4メートルまで誘い上げてアタリがなければ、その位置で少しコマセを振ってくださいね」と、船長からアドバイス。
 1流し目は不発。しかし、2流し目に30センチオーバーのキダイを皮切りに、左トモで25、右トモで34センチのカイワリが同時ヒット。続いての流しではカイワリが一荷で続けざまに上がった。それなのに、「今日は食いが悪いよ。外道もあまり交じらないしね」と船長。好調なときは積極的に追い食いしてくるうえ、6目、7目とバラエティに富んだ外道が交じるのだという。
 終盤、左舷トモで歓声が上がり、40センチオーバーのアマダイが釣れ上がった。埼玉から来た小黒さんが釣り上げたのだが、ひときわ喜んだのは同行の息子、優太朗君(5歳)。アマダイを持ち上げ、「いつか大塚プロと釣りをするんだ」と教えてくれた。
 ポツポツながらも、終始だれかしらの竿が曲がる状況のうちに納竿の合図。釣果は23〜34センチのカイワリが4〜7尾。これに良型のキダイやアマダイ、キントキなどが交じった。


 

 


 

 

Page1 バラエティ に富んだ外道が交じる
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