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[マダイ]
新潟県上越市名立漁港 海遊丸

日本海有数のマダイ釣り場 上越沖で一つテンヤに挑戦

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釣り人(東京)◎和南城 由修
掲載号: 2010年11月1日号

ゲストという にはもったいない高級魚

 


当地は潮の流れが比較的緩やかな海域 のようで、一つテンヤの入門や練習に最 適なフィールドだ
週末は満船になる盛況ぶり。 予約はお早めに!


 一つテンヤマダイの釣り場が年々拡大する中で、この秋注目度が急上昇しているのが日本海新潟の上越周辺。コマセダイで日本海有数のポイントとして知られる当地で一つテンヤを体験してみたいと、9月26日に上越市名立漁港の海遊丸へ向かった。
 名立へは東京方面からは関越道.上信越道.北陸道のルートで約300キロ。名立谷浜ICから港までわずか5分ほどと交通の便がいい。港に並ぶ車を見ると東京方面からのナンバーも多く、想像以上に身近なフィールドであると実感。
 当日の乗船者は13名、集合時間の午前5時半には全員がそろいほどなく出船。私の席は左ミヨシ。
 最初のポイントは航程15分ほどの有間川沖、水深は40メートル前後。パラシュートアンカー入れられて合図が出る。
 開始早々、船内各所で竿を曲げたのは30センチ前後のキジハタ。当地の一つテンヤでは代表的なゲストだが、ゲストというにはもったいない高級魚。藤井忠和船長によると、いい日は1人で30尾以上釣れるというから驚きだ。
 しばらくして左舷胴の間で500グラムほどのマダイが上がる。小型ながらも船中1号の本命に船上が活気づく。「上に反応だよ。底上5メートルから1メートルずつフォールしてみて」と藤井船長から具体的なアナウンス。
 同船が探見丸を装備し、子機を持たない人には無料で貸し出しているのは、このような指示を出すことがあるためのようだ。
 さっそく35メートルからゆっくり落とし込んでいくと私にもアタリ。塩焼きサイズながら待望の本命が上がる。
 この後もポツポツペースで小ダイやキジハタが顔を見せ、アタリが遠のいたところで移動となった。


 

 


 

 

Page1 ゲストという にはもったいない高級魚
Page2 出ました 3.5 キロ!



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