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釣り人◉吉岡 進
掲載号: 2012年5月1日号
重めのテンヤで底を探る
当日のマダイは目の下一尺の食べごろサイズがそろった
ホウボウほか根魚も連発
乗っ込み間近の一つテンヤマダイを楽しみに3月27日、沖藤編集長と内山記者とともに外房大原の新幸丸を訪れた。
当日は8名が集まり、私たちは右トモから並んで入れていただき5時に出船。50分ほど走って太東沖に到着すると、風とウネリが少しあるものの釣りには問題ない程度。水深45メートルで開始となった。
水深に対して重めと思われる10号のビンビンテンヤを付けて投入。潮もさほど効いておらず、0.2ノットと船長が教えてくれる。当然簡単に底ダチが取れ、何度も底をトントンとたたけるほど。
実は私はプライベートで前日も新幸丸に乗船しており、そのとき底付近でアタリが集中して入れ食いになったことから、この日は始めから重めのテンヤで底を探ることにしたのだ。
すぐにアタリが訪れ幸先よく1キロ級のマダイをキャッチ!
ここから入れ食いが始まり、周りでも竿が曲がって次つぎに同級のマダイが上がる。
リフト&フォールで底付近を探っていると道糸が斜めになるのだが、重めのテンヤを使っているので竿を立てた状態でしばらく待つと、ゆっくりと船下までテンヤが戻ってきて道糸が立つ
この釣り方が当日の状況にマッチしたようで、本命マダイのほかハナダイ、ホウボウ、ワラサ、メバル、ソイにカサゴといった賑やかな顔ぶれでクーラーはアッと言う間に満タン。
お土産には十分だったが、こうなると大ダイの顔を見たくなるもので、沖藤編集長とともに午後船にも乗せていただいた。
Page1 重めのテンヤで底を探る
Page2 午後もアタリが止まらない!
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