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本誌編集部◎村上 敬洋
掲載号: 2010年7月1日号
この釣れっぷりを待っていた!
私も堪能しちゃいました。船長ありがとう、ホントに楽しかったです!
そんな私に奇跡が起こったのは走水沖の85メートルダチに移ってから。朝イチは走るように潮が流れていたが、ちょうど潮止まりだったようで、ビシは真っすぐ底まで落ちた。
コマセを振って仕掛けをタナに合わせると、すぐに竿先はガンガンと揺れる。
上がってきたのは30センチ弱のアジ。次の投入でも、その次の投入でもアジはヒットした。「やった〜!」
人目をはばからず、うれしさを爆発させると、船長も一緒になって喜んでくれた。
ビシを着底させて2メートル巻き、コマセを振って1メートル巻くとすぐにゴゴンとくる。
まさに至福の時である。きっと今までの苦しみはこの入れ食いを楽しむためにあったに違いない。
私が入れ食いに酔いしれている間、同船の皆さんも同様の釣れっぷりを楽しんでいたようで、沖揚がり前に船中を見渡すと全員の足下のオケにはぎっしりとアジが詰まっていた。
沖揚がりは15時。当日は23〜33センチの中アジが中心で、トップは右トモのベテラン氏で35尾。私はダブル1回を含み、21投連続でアジをキャッチし、合計24尾で沖揚がりすることができた。
これから旬の夏を迎えるアジ。極上の食味と釣趣を楽しむチャンスはこれから。きっといい思いができるはずですから、皆さんも釣行してください。
[政信丸]廣川 政信船長
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